富山県経営品質協議会活動内容 講演会

2006サマー講演会(06/08/07)

「経営品質向上活動の取り組み」
講師:カルソニックハリソン(株)雪竹泰三氏(受賞時の社長)

 恒例のサマー講演会が、2002年度日本経営品質賞受賞企業であるカルソニックハリソン(株)の雪竹泰三氏(受賞時の社長)をお招きして「経営品質向上活動の取り組み」と題して、8月7日(月)に富山商工会議所ビルホールで開催されました。

 雪竹氏は、各利害関係者(お客様・社員・ビジネスパートナー・親会社・社会)との共存を前提とした部門横断的なプロセス展開としての「総合的生産技術マネジメントプロセス戦略」に基づいた、「世界No.1品質の確保」「市場競争力のある原価」を実現するリーダーシップのあり方を、経営品質向上活動の展開経緯に沿って、事例を交えながら講話され、参加者多くに気づきを与えました。

「管理の世界から経営の世界へ」(サラリーマン意識からトップマネージャー意識へ)、
「偏狭・頑固な経営からバランスのとれた経営へ」とのフレーズに象徴させて、
経営品質の考え方を経営教科書として位置付けた上で、
「方向性=価値前提を明示しての率先垂範~徹底浸透」
「対話によるベクトル合わせ」
「社内外での透明性・公平性の励行」
「スピーディな意思決定」など、
トップのリーダーシップ要素の具体的な実践実態を発表されました。雪竹氏が披瀝された経営品質向上活動の進め方・展開方法の数々は、つまるところ「トップが本気で手間をかける」という経営革新姿勢の王道を示されたと思います。

なお、講演後には、羽田野指定講師の司会による質疑応答を中心とした懇談会が行われ、懇切丁寧な具体的アドバイスをいただきました。また、幹事を交えた懇親会の席では、雪竹氏から、TMQA賞を積極的に活用して自社の改善ヒントのフィールドバックに基づく革新活動に取り組む必要性を説かれ、それを通じてのTMQAの発展を期待する旨の熱い激励もいただき、代表幹事以下おおいに触発されました。