富山県経営品質協議会活動内容 定例会

5月度定例会 (2002/5/27,28)

「第1回定例会」開催
「経営品質アセスメント入門」講座がスタート!
=㈱リコー CS・環境推進室次長 保 坂 義 久 氏 来演=
ビデオ「スーパーの女」で、経営の重要視点を再確認

 「第1回定例会」=「経営品質アセスメント入門①」が、およそ60名の参加申し込みを得たため、5月27日(月)・28日(火)の2グループに分けて開催されました。

 「経営品質アセスメント入門」は、経営品質向上プログラムの核となるガイドブックである「日本経営品質賞アセスメント基準書」に準拠して、経営革新の要諦の基礎理解を図る目的で8回シリーズでスタートしました。第1回目は各論に入る前のいわばウォーミングアップとして、会員の方々の日常的な経営感覚を改めて見直していただく意味をこめて、ビデオ「スーパーの女」(伊丹十三監督/1996)を題材にした「経営の重要視点」を相互の意見交換を通して再確認しあいました。

 今回の研修は、まず、あらかじめ提示された①環境変化をチャンスととらえる/②真のお客様を具体的に絞り込む/③会社の目指すべき方向性をお客様視点で具体化する/④お客様の声=ニーズを把握しながら具体的に取り組む/⑤お客様視点での成功要因を明確にする、という「重要視点」を意識しながら、ビデオ「スーパーの女」を視聴していただいて、その後に4~6名のグループごとにディスカッションをして、グループ見解を発表しあう形式で進められました。どのグループも活発な討議をへて、的確な見解・意見を発表されました。また、一人で考えているだけでは思いつかない視点を呈示される方も少なくなく、グループ討議を取り入れた趣旨が生かされたように思います。

 発表のしめくくりとして、ビデオを視聴しての「経営に必要だと思える大事な視点や要素」を、各参加者からできるだけ多く抽出・発表していただき、それらを保坂講師が「アセスメント基準書」の8つの視点(カテゴリー)に分類・板書し、経営の現実は「1つ」であるが、経営のしくみを評価・診断していく切り口は「8つ」あることをビジュアルに確認して、次回以降への連絡をつけて閉じました。総括として植木アドバイザーもコメントしたように、他社の経営の実態を診るのは比較的容易ですが、自社の経営の仕組みを診るのは「灯台下暗し」のたとえどおり難しいのが常ですから、「8つの視点=切り口」、とりわけ「自社のお客様は誰か?/特に大事なお客様は誰か?」という視点は、今回だけでなく、次回以降も継続的に念頭に入れながら、そのつど見直しし続けていくことが大切であることを再確認したいものです。