富山県経営品質協議会活動内容 定例会

2月度定例会 (2003/2/24,25)

第1グループの「アセスメント基準書研究会」スタート!
第2グループも基準書理解を着々と追走

 第1グループの定例会は、今回から当会の植木アドバイザーによる「アセスメント基準書研究会」が2月24日(月)からスタートしました。また、第2グループの定例会「経営品質アセスメント入門④」=「3.顧客・市場の理解と対応」が翌25日(火)に開催されました。

 第1グループは「アセスメント基準書研究会」の初回ということもあり、新規入会の方々も加えて多数の会員が参加し、保坂講師も"友情応援出演"で参加されました。「アセスメント基準書研究会」は、アンケート意見の中で少なくなかった「復習の機会を設けてほしい」との要望に応えて企画したものですが、前半は解説・解釈の「おさらいレクチャー」、後半は参加者との「質疑応答」の2フェーズ形式で進められました。すでに、保坂講師による「経営品質アセスメント入門」を修了されている方が大半でしたので、皆さん余裕を持って前半のレクチャーを聴講されたように見受けられました。今回は、組織プロフィール・各カテゴリーを活用してのセルフアセスメント(自己評価)を行う際の"方法論的前提"ともいうべき「着眼点」や「切り口」などを確認し、特に経営品質向上プログラムの「基本理念」に力点を置いて解説されました。従って、後半の質疑応答のフェーズでも「基本理念」に関する質問が集中したようです。基本理念の中では「顧客本位」が最重要起点となることの確認が大前提になりますが、どれが"より重要なのか"という択一的な思考ではなく、「1つの理念の4要素」の"つながり"というシステム思考で考えることが重要であると植木氏は説かれました。「1つの理念」とは、言い換えれば、相手(顧客・競合・社員・社会)=「ビジネス生態系の基本構成要素」との関係によってしか、企業としての存在はありえないという、極めて「基本的・普遍的な存在条件」を前提として、各構成要素の「好ましい共生」を図っていこうという「理想・理念・アイデア」だということです。

 第2グループは、基準書全体の起点的カテゴリーとも言うべき「顧客・市場の理解と対応」の領域について、解説・討議を通じた学習を行いました。今回は「御社の最も重要なお客様は誰ですか?」との問いに、参加者それぞれが"シートに記入する"というミニアンケートを回収して、それを題材に保坂講師が参加者に質疑するという"アドリブ"を導入し、具体的な生きた内容になったと思いました(植木アドバイザーも「ナイス・アイデア」と保坂氏を絶賛)。また、保坂講師が自社の「コンジョイント分析」による「自社能力と顧客ニーズのマッチング」手法の具体的事例をディスクローズして下さったので、「顧客理解」ということが観念的な事柄ではなく、科学的になされ得るし、なされねばならないことが理解されたのではないでしょうか。これを、きっかけに是非とも「自社の顧客の再定義」に取り組んでいただきたいと思います。