富山県経営品質協議会活動内容 定例会

7月度定例会 (2003/7/28,29)

 現場の対話-学習-成長を重視した「柔らかい戦略」が必要

 また、第1グループの定例会「アセスメント基準書研究会⑥」=「4.戦略の策定と展開」が7月28日(月)に、また、第2グループの定例会「経営品質アセスメント入門⑨」=「7.情報マネジメント」が7月29日(火)にそれぞれ開催されました。

 第1グループは、植木講師が、戦略の本質を「環境適応のための資源配分の意思決定」と集約された上で、戦略発想の2大類型として、伝統的な「分析-計画型アプローチ」(固い戦略)と「プロセス-創発型アプローチ」(柔らかい戦略)とを挙げ、前者を「統制」重視、後者を「学習」重視と特徴づけて、戦略分析手法の紹介をしながら概説されました。特に、環境(顧客・競合・社会)のスピーディな質的変化の激しい現代にあっては、現場の対話-学習-成長を重視した「柔らかい戦略」の必要性が格段に高まっており、「1.経営幹部のリーダーシップ」「5.個人と組織の能力向上」とも連接したものとして、アセスメント基準書が「戦略の形成」を謳っている意義もそこにあると解説されました。

 「必要な人が、必要な時に、必要な情報を共有・活用できる情報システムの運用方法」

 第2グループでは、保坂講師が「業務活動・経営活動の効果的・効率的運営度を把握できる情報の特定・選択」「収集した情報の体系的な分析・評価」「分析・評価された情報の改善への活用」「改善意図・改善領域を明確にした競合比較・ベンチマーキングの積極的活用」「必要な人が、必要な時に、必要な情報を共有・活用できる情報システムの運用方法」などのポイントを簡明に解説されました。特別セミナー『What is ベンチマーキング』を聴講されたメンバーは理解が一層深まったようでした。また、ベンチマーキングとならんで、経営品質の考え方になじむものとして、近年脚光を浴びている「バランス・スコアカード」が戦略的な情報管理システムとして有効であることの示唆もあり、会員の学習が求められるテーマだと痛感させられました。

 次回からは、全グループ共通の定例会として、「アセスメント基準書研究会⑦」(5.個人と組織の能力向上)を8月25日(月)に開催しますので、お誘い合わせてご参加下さい