富山県経営品質協議会活動内容 定例会

3月度定例会 (高岡会場:2005/3/17、富山会場:2005/3/22、魚津会場:2005/3/23)

●高岡会場「アセスメント基準書研究会⑦/5.個人と組織の能力向上」(植木講師担当)

 「アセスメント基準書研究会⑦/5.個人と組織の能力向上」が開催されました。

 いわゆる「組織論」と関連するカテゴリーであることから、まず組織論の大前提である
 「組織成立3要件」(①目的共有/②貢献意欲/③意思疎通)、
 「組織存続2要件」(①組織目的達成/②成員欲求充足)を確認した上で、
 採用・配置・教育・評価処遇といった人事労務の各論とつなげてカテゴリー内容が解説されました。

 各論は、あくまで組織能力としての「全体最適性」と「社員ニーズ」の両立の観点から見直しすることが肝要であり、従って組織能力が顧客価値実現に適合しているかということと、各種人事施策が社員満足にリンクしているかということの「検証」が不可欠である旨を、講師は強調されました。

 特に、組織能力は単なる個人能力の総和ではないという、組織次元の力学(グループ・ダイナミックス)への深い理解が必要であることを力説されました。

 

●富山会場「経営品質アセスメント入門④/1.経営幹部のリーダーシップ/2.経営における社会的責任」(保坂講師担当)

 「経営品質アセスメント入門④/1.経営幹部のリーダーシップ/2.経営における社会的責任」が開催され、いよいよい各カテゴリーの要諦の学習に入りました。

 今回は、環境変化に合わせて自立的に経営革新を進める上で絶対不可欠のテーマである 「リーダーシップ」と、今や企業として戦略的に取り組まなければならない「社会的責任」のテーマに関して、解説~討議を通じた相互学習を行いました。

 講師は、経営品質の要諦は「セルフ・アセスメント」にあるが、リーダーが率先垂範して「対話」を通してのセルフ・アセスメントに取り組まなければ、組織の自立的革新の風土は醸成されないことをまず強調されました。

 その際に、前提となるのは「価値前提のリーダーシップ」であり、理念・ビジョン・戦略という形で進むべき方向性を明示することが不可欠であり、その上で「対話」重視の自由闊達なオープン&フェアなコミュニケーションを促進する仕組み・取り組みが必要であると説きました。

 具体的には"話す"より「聴く」ことを心がけるべきことをアドバイスされました。

 

●魚津会場 「経営品質アセスメント入門⑦/5.個人と組織の能力向上」(保坂講師担当)

 「経営品質アセスメント入門⑦/5.個人と組織の能力向上」が開催されました。

 前回のテーマであった「戦略」と密接にリンクしているカテゴリーであるとの趣旨から、前回の宿題を発表・再確認し合いながら進められました。

 戦略的な「強み・弱み」を分析して仮説抽出された「戦略課題(重点施策)」に基づいて、それを実現するための「能力要件」を明示した上での業務展開・組織革新でなければ奏功しないということです。

 今回は、カテゴリーの内容解説の時間よりも討議学習に重点をおいて、レジュメにはない事例を使っての演習も挿入され、活発な討議がなされました。