富山県経営品質協議会活動内容 定例会

6月度定例会 (富山会場:2004/6/24、高岡会場:2004/6/25)

●富山会場「重視する考え方7:フェアネス」

 植木講師は、前回テーマの「パートナーシップ」と連接させて、「フェアネス」は「ルールを前提とするパートナーシップ・信頼関係」のベースであり、広義には「政治と法」の問題圏であることを強調されました。

 つまり、様々な利害関係を持つ者同士が、対立的にではなく調和的に共存するためには「利害追求上のルール・利害調整上のルール」の設定と遵守が市民社会の原則であるというわけです。

 このことの自覚がベースにあってこその「社会的責任・企業倫理」であって、いわゆる「フェア・プロセス」は単に組織内のコミュニケーション問題に限らないことに留意を喚起されました。

 経営品質の「基本理念」とも密接にかかわり、企業が社会的存在であることの意味合いを深く考える必要性を感じさせられる内容でした。

 

●高岡会場「7.情報マネジメント」

 保坂講師は、「経営・業務活動の効果的・効率的運営度を把握できる情報の特定・選択」「収集情報の体系的な分析・評価」「分析された情報の改善への活用」「改善意図・改善領域を明確にした競合比較・ベンチマーキングの積極活用」「必要な人が、必要な時に、必要な情報を共有・活用できる情報システムの運用方法」などのポイントをていねいに解説されました。

 また、㈱リコー自身が先進事例として導入している「バランス・スコアカード」についても触れ、戦略的な目標管理に有効に援用できることを示唆されました。

 情報マネジメントというと、ややもすればITにばかり目がいきがちですが、ITは「手段」であって、何のためにその手段を必要とするのかという「目的」を不断に確認することこそが大切であることを肝に銘じたいものです。

 

===7月の定例会はお休みとなります。===

 8月からは、富山会場は「革新推進ゼミ」(3回シリーズ/植木講師担当)が、高岡会場は「アセスメント基準書研究会」(植木講師担当)が、魚津会場は「経営品質アセスメント入門」(保坂講師担当)がスタートいたします。

 さらに、11月からの富山会場は、吉田オリジナル(現社名:イビサ)を題材とした「経営品質アセスメント入門」(保坂講師担当)が新たにスタートいたしますので、既存会員の組織内で新たに経営品質を学ばせたい方の受講をおすすめいたします。