富山県経営品質協議会活動内容 定例会

10月度定例会 (魚津会場:2004/10/18、富山会場:2004/10/26、高岡会場:2004/10/27)

~魚津会場の皆さんの手応え=“気づき”が頼もしい!~

●魚津会場「経営品質アセスメント入門③/ベンチマーキングの理解のために」(保坂講師担当)

 まず、組織プロフィールの復習からはじまり、特に「ドメイン(誰に・何を・どのように)」に関して改めてその戦略的重要性を強調されました。

 ベンチマーキングを行うにあたっては、対象企業のドメインを踏まえずに実施しても、単なる“うわべの物まね”に陥ってしまい、経営革新に結びつく「学習」にはつながらないことを保坂講師は説かれました。

 つづいて、サウスウエスト航空および京王百貨店の事例ビデオを視聴して、グループごとの活発な対話・討議が行われ、意見発表を通じて気づきを深め合いました。

 魚津会場は積極的な意見を述べる女性会員が多く、今後が大いに期待されるとの保坂講師の感想を付記しておきます。

 

●富山会場「革新推進ゼミ③(3回シリーズ)」(植木講師担当)

 J.P.コッターの『企業変革力』の「経営革新の8段階」に準拠して進められました。

 今回は、「経営革新の8段階」のうち後4段階(⑤障害・妨害除去して社員の自発を促進/⑥短期的成果の追求/⑦変革の継続/⑧変革を企業文化として定着させる)について解説がなされ、それをうけて質疑応答がなされました。

 経営革新をすすめるのは結局は“人”であることから、経営革新の各ステップにおいて「マネジメントからリーダーシップへ」の意識転換が重要であること、および経営革新の具体的な推進には「セルフアセスメント」が不可欠であることを、総括として改めて強調されました。

 なお、11月からは魚津会場と同じ「吉田オリジナル」(現社名イビサ)の経営品質報告書を題材とした「経営品質アセスメント入門」シリーズが、保坂講師によってスタートします。

 

●高岡会場「アセスメント基準書研究会③/1.経営幹部のリーダーシップ」(植木講師担当)

 まず、リーダーシップ論として「フォロワーあってのリーダー」という本質的原点を確認した上で、「価値前提のリーダーシップ」「変革推進のリーダーシップ」「自律・開放的な対話~合意形成の風土」「戦略的な業績レビュー」の4点にカテゴリー内容を集約して解説されました。

 具体的には、オーソドックスなリーダーシップ論である「二次元モデル」に基づいて、「組織目標達成」(業績面)と「成員欲求充足」(人間面)との同時実現に向かって先導するのがリーダーのミッションであることを説かれました。

 この2つはなかなか両立が難しいものですが、なればこそリーダーにはその困難さをものともしない「価値前提」(理念・ビジョン)に裏打ちされた「and思考=両立思考」が求められるというわけです。