富山県経営品質協議会活動内容 定例会

4、5月度定例会(富山会場)

● 4 月8 日(水) 開催(於:富山商工会議所/羽田野・植木講師担当)
「実践・経営革新フォーラム(31)」が開催されました。今回は、日本の伝統的食品として発展してきた寒天製造業界において、目先の利益を追わず常に長期的な視野に立って“種まき”(提案営業と開発の連携)を続けることによって47 年連続増収増益を達成している「伊那食品工業(株)」(長野県伊那市)の事例ビデオを視聴して、成功要因をさぐりました。“家族”と位置づけられた社員全員の協力によって「幸せ」を目指す「いい会社」をつくろうという社是が現場に至るまで徹底浸透していることで、前向きに自律的に働く社員を育む風土が定着し、無益な競争を超える新しい戦い方によってけ堅固な「ニッチ・トップ」の地位を築きあげていることが確認されました。
特に「いい会社」ということが自社基準ではなく、会社をとりまくすべての人々(ステークホルダー)によって評価されるものであるという認識は、経営品質の真髄に相即するものであることが確認されました。


● 5 月13 日(水) 開催(於:富山商工会議所/羽田野・植木講師担当)
「実践・経営革新フォーラム(32)」が開催されました。今回は、少子化の流れで生徒不足が慢性化して淘汰の時代を迎えている自動車教習所業界において、地方におけるハンディを超えるべく日本で初めて「合宿型教習システム」を導入して、様々な「体験価値」をプロセスに組み込むことによって年間卒業者数ランキング全国7位を誇る
「(株)益田ドライビングスクール」(島根県益田市)の事例ビデオを視聴して、成功要因をさぐりました。「志本主義」を標榜する経営者の高い社会的責任意識に裏づけられた、CS本位で工夫された数多くの「体験価値」を提供することによって、教習所選びの最大ポイントである「評判」を圧倒的に勝ち得ている経営の仕組みが確認されました。